さて今回のWeb マガは２０１３年、散財したものの中で気に入っているアイテム紹介で締めくくりたい。わが、２０１３年ベスト１０・アイテム。まず、ジャンルを１０種目にわけた。頭のてっぺんから足のつま先まで一通り選んでみました。ハット、シャツ、ジャケット、パンツ、ベルト、ソックス、、サンダル、タイ、小物、コートまぁ、一通り全身のアイテムかな。下着は外したけど。

まず、

その①　　ハット。manieraのウール・フェルト。一般にソフト帽と言われるもの。ハットハンド（いわゆる「巻き」）がシャツの襟を思わせるところがユニーク。しかもボタンダウン。そして何と言ってもドット模様が気に入った。Baguttaのドット柄のシャツとコーディネートをしようと思ったのが購入のきっかけ。

その②　　シャツ。NIGEL CABOURN 　リネン １００％　のパイロットシャツ。夏のアウターとして。アイリッシュリネンの肌触りが気持ちいい。

その③　　Salvatore Piccolo　のテーラード・ジャケット。マテリアルはシルク、コットン＆レーヨン。春夏用のジャケット。ブルーとグリーンの中間色がなんとも美しくヴィンテージ風。サルヴァトーレ・ピッコロはもともシャツが有名で僕も何着か持っている。このジャケットもシャツ同様タイトなシルエット。　サルヴァトーレ〜のジャケットが昨今ブレイク中のラルディーニなどイタリアン・ハイブランドのもの等と大きく差別化出来る点はワイドラベルであることだ。　やはりテーラード・タイプのフォルムはワイドラベルに限る。この夏、サルヴァトーレ〜　のチェック柄のジャケットをもう一着手に入れたがそれも同様にワイドラベルだった。

その④　　パンツ　INCOTEX。　白のシアサッカー生地。最近、着用しているパンツはINCOTEXかROTA がやたら多い。やはりシルエットがタイトで美しい。　テーパードが強いのでダブル５センチと言うのがこのところ僕の定番だがサマーシーズンを考え（サッカー生地は少々厚みがあるので）重くならないようにシングルトップで。

その⑤　　ベルトはThom Browne。これも夏用だ。短パンからだらしなく先っぽを垂らすのが僕の定番。

その⑥　　ソックス　corgi１００％コットン。　コーギーはイギリスのソックスの老舗。最近はこんなポップなポップなモノが多い。黒のスカルがピンクに美しい。

その⑦　　Gucciのビーチ・サンダル。ハワイにサンダルを持って行くのを忘れたからホノルルで買った。

その⑧　　ネクタイ　Rebirth of Future と ROCKER AND HOOKERのコラボ。ヒッピー風な花柄生地とレジメンタルのクレイジー・タイプ。そしてピース・シンボル・マークのアクセント。　何とも遊び心溢れるタイである。 昨今流行の細身のものとは逆を行くのがROCKER AND HOOKERスタイルである。なぜなら、テーラード・ジャケットのワイド・ラベルもそうだがもタイも次は断然太いものが来るはず。パンツ同様短く身に付けよう。

その⑨　　小物。ずっと使って来たFelisiのショルダーが老朽化。ファスナーの修理を頼んだ際、二代目としてこのグリーンのショルダーを購入。以前のものがダークブラウンだったので今回のグリーンは実に鮮やかだ。

その⑩　　HERMESのミリタリー・コート。メルトン・ウールのマテリアルがヴィンテージ感を醸しだしている。重衣料に見えがちだが実に軽く袖通しが良い。基本はカーゴパンツにスニーカーで合わせる。

こうして1年を振り返ってみると２０１３年は夏が長かったゆえ、どうしても夏のアイテムが中心になってしまった。 秋物はシャツとニットを数点買ったのみ。

それでは２０１４年、新たなファッション・アイテムに出逢える事を願っています。