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1983年3月12日、日本の北海道に生まれる。
幼いころから遊び道具は自ら作り出すという環境の下で育ち、高校のころから服作りの楽しさ、おもしろさに魅了され、服作りを始める。
高校を卒業後、専門的に服作りを学ぶため2002年4月北海道ドレスメーカー学院ファッション専攻科デザイナーコースへ入学。

「決めたことはやる」という性格から、最初の自己紹介で「首席で卒業する」と宣言し、その言葉通り2004年3月首席で卒業。
アパレル会社に就職後、2005年3月にオリジナルブランドを始動する。2006年1月「shami(シャミ)」を立ち上げ、同年3月にはセカンドブランド「S」を立ち上げる。2007年9月、ブランド名をshamiからROCKER AND HOOKERに変更し、JFW 08’S/S東京コレクションに出展。

「ブランド=自分。同じものは他にはない。多くの人を幸せにするよりも一人の人をどれだけ幸せにできるか。目標は自己満足が100に対して、オーディエンス満足100になること」と言うように、作品一つ一つに対するこだわり、想い、そして一人の人を何よりも大切にするその人柄に多くのファンからの支持を得ている。

「その一線を越えたおもしろさ」をコンセプトに未だかつて無いほど手の込んだリメイクを展開。量産されては捨てられてゆくアパレルの流れを見つめ直し、USEDを解体して再構築してできるファブリックで新しいサイクルを提案します。


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1952年生まれ東京の郊外に育つ。通っていた小学校に隣接していたクリスチャン・アカデミー・スクールのアメリカ人学生達のファッションに憧れる。その地域はアメリカ軍人の家が多く、招かれたクリスマス・パーティーで「TOKYO BOY」と呼ばれた事が元祖TOKYO BOYと言うニック・ネームの由来である。

1964年、ビートルズが日本でデビュー。(この事が後の人生に大きな影響を与える。)それはロック・ミュージックからブリティッシュ・ファッションへの大いなる興味への開眼であった。そして日々、ミュージック・ライフ誌を眺めてはギターやモップ・トップ・ヘアー、そしてそのファッションに溜め息をついていた。変化し続けるビートルズの音楽とファッションからオリジナリティーの大切さを学ぶ。

長髪、学生服を改良、極端に細いパンツ、そしてMITSUMINEで探したBDシャツやタートル・ネックのセーター、タータン・チェックのマフラーにJUNのスニーカーという校則指定外の出で立ちは教師の間で問題視され再三注意を受ける。従兄から譲り受けた玉虫色の中途半端なトレンチ・コートは学校中で目を引くも生活指導の教師に取り上げられ卒業まで返してもらえなかった。

10代中盤〜後半にかけてロック・ミュージックとそのファッションへののめり込みはエスカレート。まだ当時としては珍しかったベルボトム・ジーンズ(横田基地で手に入れる)にメリヤスの下着を自ら絞り染めにした一見グランパ風のシャツというファッションはウッド・ストックからの影響であった。さすがにこのスタイルでの登校は出来なかった。

70年代、10代後半から20代、サンフランシスコに渡る。当時5〜10ドル程度で古着のリーバイスXXやアロハ・シャツを山のように手に入れる。アメリカでリリースされたばかりのNIKEを履いて帰国、そして、今でも知る限りレッド・ウィングを日本で一番最初に手に入れたのは当時の自分だと確信している。20代後半〜30代にかけてはより幅広くファッションに興味を持つようになりサーファー・スタイル〜フレンチ・アイビー、クラシコ・イタリア等にも傾倒。その多様なスタイルは留まるところが無かった。

40代では和装も自らのファッションに取り入れる。50代はこれまでのファッションの変遷をアレンジ、アシンメトリックの中にある調和を楽しんでいる。そしていまだ10代の頃に影響を受けた原点、ビートルズとブリティッシュ・ファッションをこよなく愛する。

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